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SPD シューズの豆知識：

■歴史
1970年、チネリが史上初のビンディングペダル（クリップレスペダル）を開発使い勝手は悪く、数年で姿を消してしまった。
その後、1984年にスキー用ビンディングの製造メーカーフランスのルックが新しいタイプのビンディングペダルを開発した。
クリップアンドストラップや以前のビンディングペダルでは足が即座に外せないことに恐怖感を覚える初心者にも受け入れられ、市場を席巻した。
1988年にシマノはクリートが靴底に沈んだマウンテンバイク用の結合ペダルを最初に世に出した。
　

■ロード用シューズの特徴：
靴底は平坦である、クリートを装着して利用します。走行速度を重視して、軽くかつ空気抵抗が少なくなるように作られている。
クリートは出ている。靴底の材質としては、ナイロンが一般的。ガラス繊維強化ナイロンも使われる。
軽くかつ剛性が高い炭素繊維強化樹脂（ＣＦＲＰ）を使ったものはプロ用で価格は高い。靴底の剛性が高いとペダルへの力の伝達効率が高い。

ロード用シューズは濡れた場所や滑らかな所等では摩擦力が足りず滑りやすいので、歩行時には充分注意してください。
転倒して怪我をする可能性があります。またご使用前に、靴底の周囲の接着が剥がれていないことを確認してください。

■MTB用シューズの特徴：
荒野、山岳地帯等での自転車高速走行のために開発したシューズです。
靴底（ソール）はゴム製で弾性のある材質が使われる。歩くことがあるので、クリートは靴底に沈んでいる。靴底には滑り防止の突起模様がある。

■ビンディングペダルについて
足とペダルが固定されることで、効率のよいぺダリングが実現できます。

①ロードバイク用ビンディングペダル
ビンディングはペダルの片面のみです。
クリートはペダルに付属しており、専用品となります。複数のメーカーから発売されておりますが、クリートの互換性はありません。
クリートの種類によって、遊びなく固定されるタイプと、固定後も若干の遊びがあるタイプがあります。

②マウンテンバイク用SPDペダル
 マウンテンバイクで野山を駆け回るときに使うペダルです。両面共に固定することができるので、装着が素早く行えます。
泥が詰まっても装着できるように、隙間が大きく取られています。岩などにヒットすることもあるので、頑丈さも要求されます。

■クリート
クリートは、靴をペダルと結合する結合ペダル用の靴の底に付けて、靴とペダルと結合するための樹脂または金属製の留め具。
一般には、靴とは関係なく、留め具のことをクリートという。

①ロード用クリート
ロードシューズとクリートセットで利用するのは一般的です。当店の商品はシューズとクリート別々になっているので購入の時に一緒購入するのはおすすめです。
ロード用の靴は、軽量化のために靴底を薄くしているので、クリートを沈めることは困難である。力の伝達を良くするためにクリート幅は広く、３本のねじで靴に固定する。

②マウンテンバイク用
歩行時にクリートが地面にあたらないよう靴底に沈めているために、幅はロード用より狭く、２本のねじで固定している。


　

■位置調整：
靴底にクリート仮止め後、個人の使用状況によって自分に最適なクリート位置を決定してください。
経験者の方が人間工学に基づきクリート位置を調整することができます。しかし、初心者の方の場合は、経験不足なため、必ず調整しながら走行を試みてください。自分の最適なクリート位置を見つけてください。